スポ根に感動の『コンフィデンスマン』映画化発表にファンほど「信じられない」


ターゲットから大金を奪うだけでなく、豪快すぎる騙しっぷりの痛快さがたまらない『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)。

4日夜9時より、第9話が放送された。

■スポーツ編


(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

新たな詐欺のターゲットとして、人気アプリ『モスモス』を開発した株式会社モスモスの代表で、若くして億万長者となったIT企業の社長・桂公彦(小池徹平)に狙いを定めたダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)。

桂はさまざまなプロスポーツクラブを買収してきたが、クラブを私物化しては横暴ともいえる現場介入を繰り返し、チームを崩壊させると放り出す。応援していた独立リーグの野球チームと、下部リーグに属する地元のサッカーチームを桂に潰されたちょび髭(瀧川英次)が、ダー子たちに話を持ち込んだのだ。

(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

野球界やサッカー界から締め出されている桂が、次に目を付けるのはプロ化目前の卓球だと睨んだダー子たち。鴨井ミワ(平野美宇)が所属する東京ジェッツに、ダー子とボクちゃんが扮する元中国ナショナルチームの選手が加入したという設定で、桂に買収話を売り込むが、その話には食いつかない。

(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

五十嵐(小手伸也)が集めた情報によると、どうやら桂はプロバスケットボールチームを狙っている様子。そこでダー子は、ホームレス状態の元日本代表候補の半原敦(和田聰宏)や、中学までは有名選手だったがグレてしまった志村三兄弟(小澤亮太、伊島空、玉川蓮)、街中で見つけた外国人らを巻き込み、架空のバスケチーム「熱海チーターズ」を結成し、桂から2.5億引き出すことに成功する。

(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

さらに3年契約の話も持ち上がるが、素人の多い寄せ集めのチームでは勝てるはずもない。しかし、桂は弱いチームこそ望んでいるのだと発覚。逆にチームのメンバーは、徐々にバスケットボール選手として目覚め、チームの人気も大きくなる。

すると桂は、これまで崩壊させてきたチームと同じように現場に介入し始め、潰そうとする動きを見せる。金を引き出すだけが目的のダー子は、その指示に従おうとするが、ボクちゃんら選手たちだけでなく監督役のリチャードまでも、「勝ちたい」という想いが強くなっていた。困ったダー子はさらなる調査を依頼し、桂がスポーツに屈折した想いを抱えていると知り…。

■リアル卓球選手・平野美宇が


(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

物語の序盤、桂が買収しようとするスポーツチームを卓球と想定。そこで、卓球女子日本代表の平野美宇選手が、まさかのドラマ出演。

練習風景だけでなく、ちゃんとセリフもあり、しかもテーマが「卓球じゃないのかよ!?」という贅沢な起用に盛り上がった。

■ちょび髭が第2話以来の登場

第1話から本作を楽しんでいるファンにとっては、「お帰り!」なちょび髭。

しかし、卓球の予想を外したため、顔バレして早々に退場することに…。

あっけなく出演シーンが終わってしまったかに思えたが、終盤の追加調査をちょび髭に依頼し、真相を探り当てたことで再びの登場!

久々の「ちょびさん」に、歓喜する人も少なくなかった。

■超絶豪華な「五十嵐のスウィートルーム」


(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

今回の副音声企画「五十嵐のスウィートルーム」は、五十嵐を含めてコンフィデンスマンが全員揃う超豪華バージョン。しかも、ファンを招き「子猫ちゃんたちの集い」と題した公開収録で、なんかもうすごいことに。

(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

ドラマ副音声自体が初めてという長澤は、撮影の裏話をどこまで明かしていいのか、戸惑う場面も多く「副音声って、ぶっちゃけの場なの!?」「そういうの(言っちゃって)いいの?」など、確認する様子がめちゃくちゃかわいい。

同じく、副音声初挑戦な小日向は本編に気を取られて、「なんだっけ?」状態になることもあり、そのふんわりしたやり取りが楽しすぎる展開に。

(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

みんなが本編に見入ってしまうところをホストである小手が、しっかり進行しようとしたり、このダー子が謎のラッパーになる場面では、小日向たちが「この歯、なんなの?」と聞いたり、2度目のゲストである東出がさり気なくサポートしている様子もあって、チームワークの良さがとても伝わってくる流れだった。

■小池徹平の“嫌なヤツ”演技に…


(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

そんな副音声がほっこりする中、今回のターゲット・小池が演じた桂は、嫌な目つきや口調で暴言を吐きまくるという、多くの視聴者が普段イメージする小池のキャラクターや役柄とは、かなりかけ離れた役どころ。そんなギャップを乗り越えた演技に、多くの称賛が集まった。

小池がきっちり“嫌なヤツ”だったからこそ、本気になった選手たちから始まる「スポ根」展開や終盤の桂の変化に、より感動が増した点は大きい。

■いつの間にか本気モード


(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

桂を騙すために集められたメンバーだったが、あっさりと金を払われ、しかも「弱いチーム」を望まれているとダー子が明かすと、みんなの気持ちに火が点いてしまう。

いつしかチームとして、まとまりを見せ始め

気づけばファンになる人が続出。

2年後にはプロリーグに昇格して初勝利とか、もう普通に「スポ根」として感動の展開になってるし、桂も感化されてしっかりチームを愛するオーナーになってるし…。

恐らく、ちょび髭が抱えていた2.5億は持ち帰ったと思うが、騙したか? 騙してないか? で言ったら、これはもう完全に「騙してない」状態。でも、そんな決着に持ち込むダー子、素敵すぎだ。

■秘密兵器・五十嵐

今回は予告編の段階から、五十嵐の活躍がアピールされていたが、公式Twitterは前日にもこうツイート。

さらに放送2時間を切ったタイミングにも、こんな五十嵐ファンをくすぐるオフショットを上げ、期待感を煽っていた。

とはいえ、競技がバスケだし、流れの中でTLは当初こんな予想が大勢を占める。

しかし、桂のムチャ振りで、秘密兵器がベールを脱いでしまうことになると…。

大爆笑を生む――という活躍を見せた五十嵐。

しかも、それはドラマを観ている視聴者だけでなく、撮影現場の人たちをもその渦に巻き込んだようで…

いろんな意味で、この回の秘密兵器だったようだ。

■オマージュのオンパレード


(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

一方、笑いを生んでいたのは五十嵐だけではない。このシーン「左手はそえるだけ」を含め、スポーツに絡んで、さまざまなオマージュが散りばめられていた。

さらには、序盤から全てを網羅してチェックしていた人も。

映画、ドラマ、漫画やアニメなど、「ここで、そう来るかー」を楽しむ人でTLが沸くシーンが多かった。

■映画化を疑う視聴者たち

そんな感動と爆笑に包まれた第9話だったが、予告編の後にスルッと、チャラっとすごいことを発表した。

歓喜するファンが圧倒的に多いのはもちろんなのだが、じつは「コンフィデンスマンの世界」を堪能し尽くしてきた人ほど、素直に喜べない――という不条理&おもしろすぎる事態が発生している。

みんな二転三転する『コンフィデンスマンJP』の展開を楽しみすぎて、ついつい「ここにも裏があるんじゃないか」と思ってしまうのだ。

ちなみに記者も全話のみならず、副音声の隅々までチェックしているだけに、「確かに以前から、そういう噂はあった。でも、それすらもトラップじゃないのか?」と考えてしまっているので、その気持ちはものすごくわかる。

なお、五十嵐こと小手も、そんなドラマファンたちの反響を見て、こうツイートしている。

そんな「何が本当で何が嘘か?」な映画化情報も気になるが、次回はいよいよ15分拡大の最終回「コンフィデンスマン編」。

(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

ボクちゃんが、佐藤隆太演じる鉢巻秀男と出会ったことから、思いがけない展開が待ち受けているもよう。最終回とあって、豪華なサプライズゲストが登場するほか、ほぼダー子のスイートルームのみのワンシチュエーションで進行するなど、特別感もたっぷり。

また、副音声で東出が最終回では「ダー子やリチャードとの過去」が描かれるとネタバレしており、そちらもかなり楽しみ。映画化に関する続報を含め、最後まで見逃せないことになりそうだ。

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(文/しらべぇ編集部・くはたみほ

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